S社様 ISO9001 新任ISO担当者様 3日間研修
2024年4-5月
「今後は自分の言葉で規格などが説明できるようにしていきたい」
S社様ではISO9001を長年運用していらっしゃいます。今回、新任のISO担当者様に「ISOをは何ぞや」からはじまり、規格の概要解説をしていただきたいとのことでご依頼いただきました。
「そもそもISOとは?」「何のためにISOはあるのか?」から始まり、規格解説を2日間に分け、合計3日間でカリキュラムを組みました。連続3日間の詰め込み型ではなく、2ヵ月の間で3日間実施し、実務経験もはさみながら、ISO9001規格について学んでいただきました。
単に規格要求事項を解説するだけでなく、自組織の仕組みがどのようになっているのかを図式化して理解を深めていただきました。仕事を図式化すると様々なことが見えてきます。仕事の流れ(プロセスの見える化)、そこに関わる人、機器類、手順、情報や材料などです。図式化したものと規格を対比しながら、規格の全体構造を確認していただきました。こうすることで、仕事そのものがISO9001の規格とほぼ変わらないことが理解していただけます。
終了後に以下のようなご感想をいただきました。
・ISO規格について全く分からない状態からのスタートで、すべてにおいて新しい情報でした。
・規格だけを見ていると文章も単語の意味も難しかったが、自組織に置き換えての説明があり、全体的な理解ができた。
・PDCAサイクルでしっかり見ていくこと、動かしていくことが大事だと分かった。
新任者ということもあり、ISOの基本的なところから学んでいただきました。私も講師として話をさせていただく中で、「PDCA」をまわすための仕組みづくり、回せる人づくりが大事だと改めて思いました。
PDCA、しっかり回せているでしょうか?つまづいていることも多いのではないでしょうか。計画づくりをするためには現実がどうなっているのか実態をつかむことが何よりも大切です。実態を把握した上で、計画に反映させる必要があります。計画づくりには「C(チェック)」から入る方が問題や改善の方向が明確になります。この続きはまた別の機会に。。。
ISOのマネジメントシステムについて改めて学びたい、システムの運用が定着しない、また新入社員、新任管理職などの教育をしたい、PDCAがうまく回らないなどのことがありましたら、Matsuo consulting officeまでご相談ください。
A社様 FSSC22000 追加要求事項Ver.6対応 内部監査員養成研修
2024年3月
A社様にてFSSC22000の内部監査員養成研修(2日コース)の講師をさせていただきました。参加者は15名。初めての方、またこれまでにご経験のある方にも受講いただきました。
1日目はFSSC22000の規格解説。ISO22000、ISO/TS22002-1、改訂された”追加要求事項Ver.6”のポイントを解説しました。2日目は内部監査の知識、考え方、基本手順、事例研究、実際の模擬監査など、講義と演習の形式で進めました。
ISO規格の「9.2内部監査」では、「①規格に適合しているか」「②組織が決めたルールに適合しているか」、また「③効果的に仕事ができているか」を監査で確認するよう求められています。初めて内部監査をされる方は、「規格」そのものを理解しておかないと①の判断は難しい面があります。そのような時は「②組織が決めたルール」からやってみましょう。自社のルールを監査していくことはそう難しくありません。自社の仕組みは基本的に規格にそって作られているハズですから、仕組み通りに動いていれば「適合」と判断できます。
内部監査を通して知りたいことは、仕組みがきちんと動いているかどうかですから、「適合」を確認していくことです。「不適合」を見つけ出すことではないハズです。「適合」を確認していく中で、結果的に「不適合」が見つかるだけです。
内部監査は自社の仕組みを改善していくためのツールです。決まったやり方はありません。自社の現状を踏まえながら、内部監査員の人数、経験度などに応じて自社にあったやり方で工夫しながら実践していく必要があります。
食品安全のシステムは、当然ながら、常に正しく機能していることが求められます。新規製品の開発、原材料・包装資材の変更、製造機器の変更や更新、従業員の配置換えや新規雇用など、様々な変化に対応していく必要があります。通常業務で対応していくことは勿論のこと、それらに漏れなく、また必要な対応ができているか、内部監査など違う視点で見ていくことも大切です。今回の研修で学んでいただいたことをベースに、さらに経験を積んで内部監査員としてご活躍されることを期待しています。
FSSC22000Ver.6に対応できる内部監査員を養成したい、内部監査員のブラッシュアップをしたい、ここ数年内部監査がマンネリ化している、また課題やリスクに応じた監査、業務プロセスの監査を検討してみたいなどのことがありましたら、Matsuo consulting officeまでご相談ください。
B社様 食品表示に関する学習会
2024年2月
一方的に説明するのではなく、身近な事例をもとに考える時間が多くあり、最後まで集中して聞けた
食品表示に関する学習会のご依頼をいただき、講師をさせていただきました。
参加者は、現場の方、品質管理や商品開発のセクションの方など、約40名の方に受講いただきました。問題を出して発表してもらうなど、参加型で進めました
初めて食品表示の話を聞かれる方も多く、表示のそもそもの目的(誰の、何のための表示なのか)を理解いただき、興味を持っていただけるよう、以下の項目についてお話ししました。
1.『表示』について考えてみよう。
2.『表示』に関わるルールの全体像はどうなっている?
3.食品に関わる表示のあれこれ(よく見かける事例、表示法違反事例など)
4.食品表示の基本(生鮮品、加工食品)
5.最後に~製造者の前に賢い消費者であれ~
終了後のアンケートでは、参加者の方からたくさんのご感想をいただきました。
・実際の事例が多く、身近な内容でとても分かりやすかった。
・食品表示を知ることは大切なことだと思った。食品表示を意識した仕事をしていきたい。
・消費者の立場になって食品表示を考えることができた。
・「誰のための表示か?」ということは大切にしたいと思いました。
・新入社員の食品表示の導入として活用していきたい内容だった。
食品表示は食品表示法を中心として様々な法令が関わっています。それらの法令の全体を理解し、実際に表示作成の実務をしていくためには、知識や経験が求められます。食品を製造する方々には、まずは食品表示に興味を持っていただき、誰のための、何のための表示なのか、そのためには “どうあるべきなのか” を考えていたくことが大切だと思います。
講師の松尾は、品質管理部門で長年食品表示や商品仕様書の点検をした経験があります。食品表示の作成には、元になる情報の収集、賞味期間や栄養成分の検査が必要な場合もあります。そのためにどのように表示を作成していくのかの仕組み(手順、流れ)を整理していくことも必要です。
食品表示関するお悩み、課題などのご相談もお受けいたします。お気軽にMatsuo consulting officeまでご相談ください。
N社様 ISO9001新規内部監査員養成ワークショップ(1.6日コース)
2023年10月
「会社を良くすること」を頭におき、内部監査に取り組みたい、積極的に自らが参加していくことが大切だと感じた
N社様ではこの間HACCP、またISO9001の規格要求事項にそって社内の仕組みを構築したり、見直しを進めてきました。私も支援をさせていただいています。
ISOの内部監査の取り組みについては、初めてということもあり、新規内部監査員養成ワークショップ(事前演習+集合学習1.6日)のご依頼をいただき、食品安全チームメンバーの10名が受講されました。
事前演習でISO9001規格要求事項や自社のルールを読み返し、慣れていただけるよう30の設問に取り組んでいただきました。集合学習では「ISOとは?」からはじめていき、内部監査の知識や実際のやり方を、講義と演習の形式で進めました。
終了後のアンケートでは、参加者の方から下記のようにたくさんのご感想、嬉しいお言葉、今後の課題や内部監査に対する前向きな言葉をいただきました。
・内部監査のロールプレイにより、適合・不適合が明確になり、会社の仕組みがうまく機能しているかが判るので、会社にとってはプラスになるとことだと改めて感じた。
・監査側、被監査側ともISOの規格や自社のルールを理解していなければ円滑な監査ができないと感じた。
・監査のロールプレイとはいえ、現状のルールの弱さや改善点が発見でき、有意義なワークショップだった。
・適合を確認していくことをしっかり頭に入れて内部監査していきたい。
・演習内容の意見交換する時間がじゅうぶんとれるとより密なものにできると思った。
・全体的に分かりやすく説明してもらえ理解しやすかった。
受講者の皆様は積極的に受講いただきました。アンケートでは演習内容の時間がもう少し欲しかったなどのご要望もいただきました。このワークショップ、集合学習は1.6日間ですが、あっという間に時間が過ぎていきます。積極的であればあるほど意見交換の時間も短く感じられたものと思います。
ご意見、要望を受け、タイムスケジュール、演習題材、演習資料や書式もさらに良くなるように見直していきたいと思います。
今回受講された方々は、今後、内部監査に取り組まれる予定です。実際の内部監査を通して学んだことを活かしていただくとともに、新たな課題を持ち、さらに研鑽を積んでいただけるといいなと思います。
ワークショップを受けていただいた方々からは、内部監査に対する見方が変わったといっていただけます。内部監査を受けたい、内部監査したいと思えるようなワークショップです。
講師の松尾はISOの内部監査だけでなく、内部統制、監事スタッフ、個人情報内部監査、組織の内部監査部門として様々な経験も持ち合わせています。内部監査に関するお悩み、課題などのご相談もお受けいたします。お気軽にMatsuo consulting officeまでご相談ください。
TS社様 HACCPコーディネーター養成ワークショップ(JHTC)
2023年9月
HACCPの必要性がよく分かった、今後会社に落とし込み、会社全体で管理ができるようにしていきたい
食品安全規格の構築・運用に向け、社内研修として「HACCPコーディネーター養成ワークショップ」の依頼をいただきました。今回は会場受講とリモート受講のハイブリッド形式での開催でした。
この研修は国際的に通用するHACCPを分かりやすく実践的に学んでいただけるコースです。e-ラーニングでの事前基礎学習が約6時間、その後に2日間の集合学習(ワークショップ)があります。仮想のHACCPチームで演習をもとにHACCP計画の作成を体験するとても実践的なコースです。
国際HACCP同盟(IHA)認定のリードインストラクターを講師として、認定テキストを使用し、さらに最新版のCODEX2020規格などをもとに学べます。
研修終了後は認定コーディネーターとして会員登録すると、年2回無料のフォローアップセミナーでHACCPの最新情報や会員の活動情報を得ることができます。
参加者の方からは、以下のような感想をいただきました。
「大変分かりやすい講習でした、今後も学びを深め、社内で教育できるようにしていきたい」
「講師の方の説明はとても分かりやすかったです、アドバイスなども細かく教えていただいたが、今後の活動に活かしていきたい」
「演習もあり、より実践的に学ぶことができて良かった」
「HACCPの必要性がよく分かった、今後会社に落とし込み、会社全体で管理ができるようにしていきたい」
(リモート受講者)「HACCPの研修が初めてで、オンラインでの実施で不安と緊張でいっぱいだったが、楽しく受講でき、あっという間で有意義な2日間だった」
2003年版の旧コーデックスでは「重大なハザード」を「HACCP計画」で取り扱うとしていましたが、2020年版のコーデックスでは「重大なハザード」は「HACCPで取り扱う必要があるハザード」と「より大きな注意が必要な衛生管理が求められるハザード」となっています。食品安全規格のJFS-BではGMP4「重要管理点では管理できない重要な危害要因の管理」、ISO22000ではOPRPと同じような考え方です。
このワークショップでは副読本にコーデックス2020年版を使って、しっかりと解説をしていきます。
HACCPが制度化されてから2年を経過しました。HACCPを構築、運用後、継続的に見直しを実施していますか?そのためにもHACCPチーム(食品安全チーム)のメンバーは、HACCPを正しく理解した上で、仕組みを更新していくことが求められます。
社内HACCPチーム(食品安全チーム)の力量の維持・向上、また新たな人材育成など、どうぞお気軽にMatsuo consulting officeまでご相談ください。
高校の生徒さんに「食品表示」について講義しました
2023年9月
もっとよく商品を見て自分の意識を変えていくことから始めようと思いました。
県内の県立高校で「食品表示」について講義をさせていただきました。食品の流通(生産から消費まで)について学んでおられ、食品表示、景品表示法などについて、事例を踏まえて講義してほしいとのご要望でした。
途中休憩をはさみながら、1時間半程度、実務で経験したことも踏まえながら、以下のような話をさせていただきました。とても熱心に聞いていただけました。
1.『表示』について考えてみよう
2.食品表示に関わる法令
3.景品表示法(違反事例、法令はどこを見るのか、失敗する3つのパターン)
4.スーパーなどで見かけた表示のあれこれ
5.不適正表示(産地偽装、食品流通で大事なこと)
生徒達からは以下のような感想をいただきました。
「もっとよく商品を見て自分の意識を変えていくことから始めようと思いました」
「今日から食品表示もきちんと見てみようと思いました」
「失敗する3つのパターンを聞いて、自分も共感できるところがありました。確かに、食品を販売する時は“売りたい”という思いが強くなってしまうと思います」
食品表示に関わる法令は様々ありますので、法令に違反しないようするにはある程度の知識は必要となります。ここで悩まれる方も多いのではないでしょうか。
私自身、商品仕様書と商品パッケージの表示点検を長年経験してきました。景品表示法の不当表示について、大きくは失敗する3つのパターンがあります。法が定められている目的をしっかり押さえること、これで多くの場合は違反を回避できると思います。
食品表示は、原材料や容器包装規格書、その他必要な資料を揃え、合理的な根拠をもって作成することが必要となります。食品表示、また自社での食品表示を作成する仕組みを構築したい、改善したいなどのご要望などがございましたら、Matsuo consulting officeまでご相談ください。
C社様 ISO9001新任内部監査員養成ワークショップ(1.6日コース)
2023年8月
研修は大変楽しく、これまでの内部監査のマイナスイメージも大きく変わった。「指摘をありがとう」と言ってもらえるように頑張りたい。
C社様ではISO9001を認証取得され、約17年運用しています。この間、計画的に内部監査員の増員やブラッシュアップに取り組まれています。従来からの部署別の監査は勿論のこと、さらに部署の課題やリスクに応じて監査するテーマを決めるなどの工夫もされています。また部署横断で業務プロセスを監査するなど、内部監査を有効活用されています。
今回は、新任内部監査員養成ワークショップ(事前演習+集合学習1.6日)のご依頼をいただき、9名の方が受講されました。事前演習でISO9001規格要求事項や自社のルールに慣れていただき、集合学習では「ISOとは?」からはじめていき、内部監査の知識や実際のやり方を、講義と演習の形式で進めました。
終了後のアンケートでは、参加者の方からたくさんのご感想、嬉しいお言葉、今後の課題や内部監査に対する前向きな言葉をいただきました。
内部監査は内部監査する側とされる側(被監査側)、両者の協力がなければ成り立ちません。もちろん上下関係はないですし、対等な立場です。被監査側の“指摘されたくない”という思いは、時には壁となってしまう場合があります。そうすると内部監査は表面的な監査に終始してしまいます。そうならないためにも、内部監査側は被監査側と対話(現状、悩み、想い)しながら、どこに問題点があるのかお互いに考える場にしていきたいものです。ルール通りに運用され、記録されているからそれでいい・・・これは「適合」の状態で問題ないように思えますが本当にそうでしょうか? そのルールを運用するのは人であり、職場の環境や組織を取り巻く状況は常に変わり続けています。そこにはルールを運用し改善する側の「悩み」や「想い」があります。そのようなところにアプローチできるのが内部監査の良さではないかと考えます。
今回研修を受講された方々は、これから内部監査メンバーとして参加するとお聞きしています。今回の研修で学んでいただいたことを是非活かしていただければと思っています。
講師の松尾はISOの内部監査だけでなく、内部統制、監事スタッフ、組織の内部監査部門としての経験も持ち合わせています。以下のようなお悩みや課題などがありましたら、Matsuo consulting officeまでご相談ください。
・内部監査を改善のツールとしてもっと活用したい
・ここ数年内部監査がマンネリ化している
・課題やリスクに応じた監査、業務プロセスの監査を検討してみたい
・新たに内部監査員を養成したい
・内部監査員のブラッシュアップをしたい
KH社様 HACCPコーディネーター養成ワークショップ(JHTC)
2023年2月
とても理解しやすい講義でした
食品安全規格の構築・運用に向け、社内研修として「HACCPコーディネーター養成ワークショップ」の依頼をいただき、テクノアークしまねの会議室で開催しました。
この研修は国際的に通用するHACCPを分かりやすく実践的に学んでいただけるコースです。e-ラーニングでの事前基礎学習が約6時間、その後に2日間の集合学習(ワークショップ)があります。仮想のHACCPチームで演習をもとにHACCP計画の作成を体験するとても実践的なコースです。国際HACCP同盟(IHA)認定のリードインストラクターと認定テキスト、さらに最新版のCODEX規格などをもとに学べます。研修終了後は認定コーディネーターとして会員登録すると、年2回無料のフォローアップセミナーでHACCPの最新情報や会員の活動情報を得ることができます。
今回の受講者は3名。社内研修ということもあり、講義や演習中の質問も積極的にしていただきました。
参加者の方からは、以下のようなお言葉をいただきました。
「とても理解しやすい講義でした、テキスト等を見直して、さらに知識を深めていきたい」
「大変勉強になりました」
「受講前はついていけるか心配だったが、自分なりに理解しながら進めることができた」
「現場の作業者にもしっかり説明できるようにさらに理解を深めて前に進みたい」
2003年版の旧コーデックスでは「重大なハザード」を「HACCP計画」で取り扱うとしていましたが、2020年版のコーデックスでは「重大なハザード」は「HACCPで取り扱う必要があるハザード」と「より大きな注意が必要な衛生管理が求められるハザード」となっています。このワークショップでは副読本にコーデックス2020年版を使って、しっかりと解説をしていきます。
HACCPは構築して終わりではありません。継続的に検証や妥当性確認が必要ですし、それを担う担当者がHACCPを正しく理解し、必要に応じて仕組みを更新していくことが求められます。社内HACCPチーム(食品安全チーム)の力量の維持・向上、また新たな人材育成など、どうぞお気軽にMatsuo consulting officeまでご相談ください。
CHKS社様 HACCPコーディネーター養成ワークショップ(JHTC)
2022年10月
テキストの記述のみでは難しかったことも、事例を加えながらわかりやすく説明してもらえました
「HACCPコーディネーター養成ワークショップ」(一般社団法人日本HACCPトレーニングセンター:JHTC)の研修依頼をいただき、12名の方に受講いただきました。
この研修は国際的に通用するHACCPを分かりやすく実践的に学んでいただけるコースです。e-ラーニングでの事前基礎学習が約6時間、その後に2日間の集合学習(ワークショップ)があります。仮想のHACCPチームで演習をもとにHACCP計画の作成を体験するとても実践的なコースです。国際HACCP同盟(IHA)認定のリードインストラクターと認定テキスト、さらに最新版のCODEX規格などをもとに学べます。
研修終了後は認定コーディネーターとして会員登録すると、年2回無料のフォローアップセミナーでHACCPの最新情報や会員の活動情報を得ることができます。
参加者の方からは、以下のようなお言葉をいただきました。
「繰り返し言い、復習することで、また理解をしていくことで頭に入ってきた」
「演習を行うことで理解しやすかった」
「業務の中で「なんとなく大事」と捉えていたことが、具体的に、なぜ、どのような考えで重要なのかということが明確になりました。これからの業務に活かしたい」
「HACCPと前提条件プログラムの違いが分かりすっきりした」
「HACCPの前手順、7原則、PRPとCCPの違い、危害要因分析やCCPの決定、許容限界の設定など、大変勉強になった」
このワークショップで講師で立つときには、大事な点を繰り返し質問して理解を促すようにしています。最初の内は質問しても、皆様下を向いてしまいますが、最後あたりは自然と顔も上がってくるようになります。
昨年6月HACCP法制化が完全にスタートして1年以上が経過しました。今後はHACCPの計画(衛生管理計画)の維持や見直しが求められます。そのためにも継続した人材育成や力量のブラッシュアップが必要となります。
社内HACCPチーム(食品安全チーム)の研修に、また品質管理担当者の新任者育成研修など、どうぞお気軽にMatsuo consulting officeまでご相談ください。
C社様 ISO9001内部監査員養成ワークショップ(1.5日コース)
2022年9月
C社様から新規内部監査員養成ワークショップ(1.5日)のご依頼をいただきました。C社様は、この間、計画的に内部監査員の増員やブラッシュアップに取り組まれています。また業務上の課題やリスクに応じて監査テーマを設定したり、部署別の監査に加え、部署横断の業務プロセス監査も実施するなど意欲的に取り組まれています。
今回の参加は、初めての方、すでにご経験のある方も含めて10名の方に受講いただきました。事前演習でISO規格要求事項や自社のルールに慣れていただき、当日は内部監査の知識や実際のやり方を、講義と演習の形式で進めました。
参加者の方からは、
「わかりやすい説明でした。ありがとうございました。」
「改めて組織のルールを読み直して、内部監査に参加したい。」
など、嬉しいお言葉、内部監査に対する前向きなお言葉もいただきました。
私がこの研修を実施する際、受講者の方に必ずこの質問をするようにしています。「皆様の内部監査に対するイメージを教えてください」です。その答えの中には、「あらさがしをされる」「重箱の隅をつつかれる」などマイナスのイメージが必ずあります。
内部監査はルールにそってできているかを点検していくところから始まります。その中で見つかるのがルール通りに運用されていない状態(不適合)です。内部監査はここからがスタート。なぜそのような状態になっているのかを、被監査側と対話(現状、悩み、想い)しながら、どこに問題点があるのか、仕事のやり方、仕組みを見直していくためのものです。
今回研修を受講された方々は、実地で内部監査メンバーとして参加されるとのことです。今回の研修で学んでいただいたことをベースに、さらに経験を積んで内部監査員としてご活躍されることを期待しています。
新たに内部監査員を養成したい、内部監査員のブラッシュアップをしたい、ここ数年内部監査がマンネリ化している、また課題やリスクに応じた監査、業務プロセスの監査を検討してみたいなどのことがありましたら、Matsuo consulting officeまでご相談ください。
E社様 FSSC22000内部監査員養成ワークショップ
2022年8月
内部監査について深く知ることができました、経験を積み、工場の改善につなげていきたい
E社様にてFSSC22000の新規内部監査員養成ワークショップ(1日コース)をさせていただきました。今回の参加は、初めての方、ご経験のある方も含めて10名の方に受講いただきました。事前演習でISO規格要求事項や自社のルールに慣れていただき、当日は内部監査の知識や実際のやり方を、講義と演習の形式で進めました。
参加者の方からは、
「今まではルールに従っているか否かという質問しか浮かばなかったが、『仕組み自体に問題がないかを探っていく』という視点は新鮮で考え方の参考になりました。」
「監査」と聞くと今までは怖いものと思っていました。今回のワークショップを受講して、よりよい環境にしていくためのシステムだと分かりました。」
「今回のワークショップで、実際に内部監査をしてみて、本当の内部監査の空気を知ることができてよかったです。」
など、嬉しいお言葉、内部監査に対する前向きなお言葉もいただきました。
食品安全のシステムは、当然ながら、常に正しく機能していることが求められます。新規製品の開発、原材料・包装資材の変更、製造機器の変更や更新、従業員の配置換えや新規雇用など、様々な変化に対応していく必要があります。通常業務で対応していくことは勿論のこと、それらに漏れなく必要な対応ができているかを違う視点で見ていくことも大切です。PRPの検証、内部監査での検証や有効性の確認を活用して、システムのブラッシュアップをはかっていただければと思います。
今回の研修で学んでいただいたことをベースに、さらに経験を積んで内部監査員としてご活躍されることを期待しています。
新たに内部監査員を養成したい、内部監査員のブラッシュアップをしたい、ここ数年内部監査がマンネリ化している、また課題やリスクに応じた監査、業務プロセスの監査を検討してみたいなどのことがありましたら、Matsuo consulting officeまでご相談ください。
SS社様 ISO9001内部監査員養成ワークショップ(1.5日コース)
2022年7月
SS社様で「ISO9001内部監査員養成ワークショップ」をさせていただきました。SS社様はISO9001を15年以上も運用されていて、さらに内部監査員を増やしたいとのことで5名様が受講されました。
今回の研修は、規格要求事項の概要解説も含めた“1.5日コース”での依頼でした。ワークショップ前の事前演習にも取り組んでいただき、当日は講義と演習の形式で進めました。
参加者の方からは、
「監査のイメージが変わりました!」
「自部署の業務を見つめ直すきっかけにもなり、大変勉強になりました」
「発生した問題について、人ではなく、仕組みで対処できるようにしていきたい」
「まずは日々の業務をルールなどと照らし合わせながらしていこうと思います」
などのご感想をいただきました。
内部監査は、マイナスに捉えられることが多く、今回受講者でも「チェックされる」「あらさがしされる」ようなイメージをお持ちの方もいらっしゃいました。内部監査をする側、受ける側が一緒になり、なりたい姿、業務の仕組みや仕掛けを考えていく場であり、お互いが協力して進めていくものです。
今回のワークショップを契機に、受講者の皆様がさらに経験を積まれて、SS社様の改善活動や業務運営の効率化につながることを願っています。
内部監査員を養成したい、内部監査をもう一度学びたい、また内部監査がマンネリ化してうまく活用できていないなどのことがありましたら、Matsuo consulting officeまでご相談ください。
C社様にて新規内部監査員養成ワークショップをさせていただきました。初めての方、すでに内部監査員のご経験がある方も含め、8名の方に受講いただきました。ワークショップ前には事前演習に取り組んでいただき、当日は内部監査の知識や実際のやり方などについて、講義と演習の形式で進めました。短い時間でしたが、参加の皆様には熱心に受講いただきました。
参加者の方からは、
「演習形式の研修で大変理解しやすかったです。」
「ワークショップの内容がより実践的で分かりやすく理解できました。一方で力量不足も感じましたので、引き続き学びと実践を重ねていきます。」
「今回の研修がなければ、(内部監査に対する)誤解も多くあったと思う。研修に参加させて頂きありがとうございました。」
など、嬉しいお言葉、次につながる意欲的なお言葉もいただきました。
内部監査は『監査という言葉のイメージ』や『重箱の隅をつつかれるような細かい指摘をされる』など、マイナスに捉えられることが多いのですが、実はそうではありません。仕事のやり方やあり方を、文書(ルール)、記録(仕事の結果)、対話(現状、悩み、想い)などによって、現実や現場実態を点検し、共有して、改善したり、そのためのヒントを見つけていくためのものです。
今回のワークショップでの経験が、今後のC社様の業務運営改善の一助になることを願っています。
新たに内部監査員を養成したい、内部監査についてもう一度学びたいなどのことがありましたら、Matsuo consulting officeまでご相談ください。
S社様 HACCPコーディネーター養成ワークショップ(JHTC)
2022年8月
S社様から「HACCPコーディネーター養成ワークショップ」(一般社団法人日本HACCPトレーニングセンター:JHTC)の研修依頼をいただき、4名の方に受講いただきました。
この研修は国際的に通用するHACCPを分かりやすく実践的に学んでいただけるコースです。e-ラーニングでの事前基礎学習後、2日間の集合学習(ワークショップ)があります。使用するテキストの内容は、国際HACCP同盟(International HACCP Alliance)に承認されています。また一般社団法人 日本惣菜協会のS級惣菜管理士で定める所定のHACCP講習会として認定されているとともに、民間認証のHACCP16時間以上の条件をクリアしています。集合学習は2日間みっちりなのですが、実際に受講してみると“あっ”という間に感じられるほど、充実したカリキュラムです。
研修終了後は認定コーディネーターとして会員登録し、年2回無料のフォローアップセミナーでHACCPの最新情報や会員の活動情報を得ることができます。
参加者の方からは、「自分がやるべき事が明確になりました。」「考え方が参考になりました。」「実際に(自身の)現場でのハザードを持ち寄る事で、よりリアルに内容を深める事ができるように思いました。」などの感想をいただきました。今回のワークショップで学ばれたことを、実際の業務に置き換えて、食品安全の見える化や実際の運用に活かしていただければと思います。
S社様 事務局の方から声をいただきました!
「2018年6名で編成した食品安全チームが、その後、異動などで半分になりました。組織として食品の衛生管理を維持するため、メンバーの増員が必要と考え、HACCPの基本から学べる今回の研修を企画しました。
今回の受講者は、衛生管理の重要性を十分に認識している事業所長などです。特に集合学習では自分なりの考えを持ってチームで主体的に話し合いがされていました。講師からのタイミングのよいフォローも、各自が考え方を整理するのに大いに役立っていました。
HACCPの考え方を実際の業務や現場でどう活かすのか、これからが大切です。また、個別対応が難しい問題も、横のつながりを軸とした食品安全チームでなら、情報の共有と知恵の出し合いでよりよい解決法が得られると思っています。新メンバーが加わって、その活躍が期待されるところです。」
HACCP法制化により、今後は継続した人材育成や力量アップ・維持が必要となります。社内HACCPチーム(食品安全チーム)の研修に、また品質管理担当者の新任者育成研修など、どうぞお気軽にMatsuo consulting officeまでご相談ください。
※左上画像はイメージです。